
仲介手数料ってなに?いくらかかるの?
仲介手数料ってなに?いくらかかるの?
不動産の購入や売却を検討するとき、「仲介手数料って何?」「結局いくらなの?」「払わないとだめなの?」といった疑問を持たれる方が少なくありません。今回は、仲介手数料の仕組みや相場、支払いのタイミングなど、初めての方にもわかりやす解説いたします。

1.仲介手数料とは
不動産会社(=仲介業者)に不動産売買の仲介をしてもらった際に、その対価として支払われるのが「仲介手数料」です。
不動産会社は売主と買主の間に立ち、取引を円滑に進める役割を担います。取引成立までには複雑で難しい法的手続や契約が必要 となりますが、それらの手続や契約を成立させる過程で、物件探し・内覧調整・契約書作成・必要書類の準備・取引の調整など多くの業務を行います。
2. 仲介手数料の上限は法律で決まっている
不動産の売買における仲介手数料の上限は、「宅地建物取引業法」によって次のように定められています。
<売買の場合の仲介手数料上限>

例:3,000万円の物件を購入の場合
(3,000万円×3%)+6万円+消費税=96万円+消費税
※2024年7月1日から仲介手数料の報酬額改正
- 地方の空き家や中古物件では、手数料収益が少なく、調査・手続きに人件費・時間がかかるため、不動産会社が取り扱いを避ける傾向にありました。今回の報酬引き上げで、低価格帯物件の流通活性化と地域再生を目指しています。
- ※国土交通省「不動産業による空き家対策推進プログラムについて」
3. 仲介手数料は高い?それ以上の価値ってなに?
仲介手数料は「コスト」ではありますが、以下のような価値があります。
-
★値段交渉や条件調整により、より有利な契約の実現
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★契約書の内容や法的リスクのチェックで安心の取引を実現
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★トラブル防止・権利義務の確認など全面的なサポート
4. いつ払うの?
媒介契約に基づく「成功報酬」のため、売買契約が成立した段階で支払い義務が生じます。
支払期日は不動産会社によって異なります。
弊社では基本的に「物件引渡し時(決済時)に一括払い」をお願いしております。
仲介手数料をしっかり理解し、「費用以上の安心・安全」な手続きを。
不動産購入・売却は人生でも大きな契約事で、取引額もとても大きなものです。専門家として皆さまが納得のいく一歩を踏み出せるよう、当社では丁寧で説明を心がけています。不明点やご相談はお気軽にどうぞ!
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